会社と社員のホンネ会議

社員のホンネも、会社のホンネも。どっちも大事だから考えたい。

誰のためのブログ?

 

 

【読んだ側のホンネ】

 

職場のブログを読んだ。

担当者が更新した、利用者の日常を紹介する記事。

「家族からこんな差し入れがありました」

「計算ドリルに取り組んでいます」

それだけ。

差し入れなら、母の日のお花をまとめて紹介すれば温かい記事になる。

計算ドリルなら、脳トレの取り組みとして意味を伝えれば読む人が興味を持つ。

そこまで考えられないのか。

読む人のことを、想像できないのか。

しかも敬語がおかしい。

自分の行動に尊敬語を使って、利用者に謙譲語を使ってる。

誰のためのブログなんだろう。

 

 

【書いた側のホンネ】

 

ブログの担当になった。

正直、気が進まない。

何を書けばいいか、誰も教えてくれない。

とりあえず、今日あったことを書いた。

それじゃダメなの?

敬語?

合ってると思ってた。

そんな細かいこと、指摘されるとは思わなかった。

本業だけで手一杯なのに、ブログまで完璧にしろというのか。

 

 

 

 

経費削減と効率化、あなたはどっち派?

 

 

【几帳面な側のホンネ】

 

またゴミ箱のゴミがいっぱいになってる。

シュレッダーもパンパンなんだろうな。

どうして気にならないんだろ?

私ばっかりやると私の仕事にされそう。

見ないふりをするけど、ストレスが溜まる。

 

書類の綴り方だって、なんではち切れそうになるまで挟むの?

開いた時に留め具が外れるんですけど…。

新しいファイルすら出さないなんて、ズボラにも程があるでしょ。

 

 

【大雑把な側のホンネ】

 

ゴミ捨ては極力溜めてからの方が効率がいいに決まってる。

ゴミ箱から出すと案外少ないんだから、押し込んで押し込んで溜める方が賢い。

それが嫌なら、気になる人がやればいい。

書類のファイルだって、ほとんどはもう開くことがないんだから、挟めるだけ挟んだ方が経済的でしょ。

経費削減っていうなら、無駄なファイルは使わない方がいいに決まってる。

何で無駄なことばっかり気にするの?

 

 

 

 

DX化は職場を救う?

 

【パソコンを教える側のホンネ】

 

年配社員が戦力の要になっている職場で大きな壁になっているのが昨今のDX化。

削られる人員配置に増える負担。効率化前提での業務過多ではICTの導入を進めざるを得ない。

パソコン操作が苦手と言っている場合じゃない。

触って慣れて覚えていくしかないんだから、できませんの一点張りは止めてほしい。

もちろん教えるしフォローもするけど、同じことを何度も聞かれ、毎回新鮮な反応をされると、前取ってたメモはどうした?と言いたくなる…。

 

 

 

【パソコンを教わる側のホンネ】

 

勤続もうすぐ40年。働き方は大きく変わった。

見慣れない機器が次々増え、壊してしまうんじゃないかとビクビクしながら触る。

パソコンは文字入力ならできるけど、アップロードにダウンロード?

今触ってたデータはどこに保存されたの?

前見てた資料はどこに行った?

パソコン内の探し物が見つけられず、こんなことなら印刷して紙で持ってた方がよっぽど効率的だ。

それでも教えてくれる社員に申し訳ないから必死でメモを取る。けれどメモを取ると目の前の作業を集中して見ていられない。その上取ったメモはミミズのよう。

今まで一生懸命働いてきたのに。年配社員は働くなってことですか?

 

 

 

 

忘れてたのは私。でも教えてくれてもよくない?

 

 

【忘れてた側のホンネ】

 

請求書の発送業務。複数部署の内、1つの担当の1人事務の私。

発送日の月曜日に休みを取っていたため、金曜日に終わらせるべく巻きで業務に当たっていた。

それでも終わらなさそうで残業を覚悟していた夕方、たまたま本部の事務所に顔を出したら、他の部署で請求書に同封するらしい手紙の話をしてた。

「今回、お手紙同封するんですか?」嫌な予感がして問いかけたら、2人ともキョトンとして「だって去年も送りましたよね?」

確認すると確かに送ってる。…忘れてた。

でも、お手紙の話なぜ私には言ってくれないの?

 

「まだ内容が精査できてないから月曜日に改めてチェックしますね」と言ってるのが聞こえたので、すかさず「私、月曜日はお休みなのでそれだと間に合わないです…」と伝えると2人は顔を見合わせて、そんなこと言われたって…と困惑顔。

 

そもそも4月にお手紙を同封してるから、内容からして次は6月じゃないの?とも思うが、去年も5月でしたよと言われてしまえばその通り。

「お手紙あるなら教えてほしかった」と伝えても、何で?と戸惑いつつ「すみませんでした…」と言ってくれたが、何で後輩の自分が先輩である私に教えないといけないの?と思ってるだろうことが伝わってくる。

それも言われてしまえば身も蓋もない。

 

請求書の発送を自分の部署だけ遅らせるか、でもそれだと引き落とし日ギリギリの到着になるかも…と頭をフル回転。

その後本部の上司に、「お手紙のことを知らなかったし、発送を遅らせてもいいか」と相談したところ、おそらく今までの流れを見ていただろう上司は「あなたのとこだけ、来月同封すればいいんじゃないの?(そのつもりだったんでしょ)」とのこと。

 

これで一件落着なんだけど、何かモヤモヤ。

1人事務は好きだ。でも今日は、孤独だと思った。

 

 

【教えなかった側のホンネ】

 

請求書に同封するお手紙について、先輩職員から自分だけ知らなかったとクレームがきた。

月曜日では間に合わないと。

 

去年も送ってるんだから先輩の確認ミスだし、先輩が間に合うように作れば済んだ話。

月曜日に休み取ってるとか私には関係ないし。

そもそもお手紙だって、私が作る義務もない。

自分たちで作ればいいのに、たまたま私が作ってて、よければ使ってもらっていいですよ、と共有してるだけ。

何でそれで文句言われないといけないの?

 

私の方が請求書の数も多くてバタバタなのに。

休み取るくらい暇があるんなら、自分でちゃんと確認してほしい。

 

 

 

 

催促したら小姑扱い。でも出さないのはどっちだ

 

 

【催促した側のホンネ】

 

今日も提出物が出てこない。

締め切りはもう一ヶ月も前に過ぎている。

報告書も議事録も出てこない。

何なら、やらなきゃいけない会議、本当にやってるのかすら怪しい。

 

仕事を分担するように言っても、任せられる人がいないと全部背負い込む。

割に期日を全く守らない。

いい加減にしろ。

社内チャットで連絡しても既読スルー。

社会人として返事くらいしろ。

 

仕方ないから全体会議で名指ししたり、社長にも報告せざるを得ない。

 

それで雷落ちて減給されて。

正直、自業自得だと思ってる。

 

ようやく提出してくるときには「はい」と渡してくる。

謝罪はないのか?

 

 

【催促された側のホンネ】

 

今日も催促された。

議事録に報告書。

出さなきゃいけないのは分かってる。

でも現場は待ってはくれない。

次々とやらなきゃいけないことが増える。

パソコン仕事の事務方には分かりようがない。

 

社内チャットは連絡が多すぎて正直見てられない。

返事をしろと言われても、出せないんだから返事のしようがない。

待ってくださいと返事したところで待ってくれないだろ。

 

ちょっとは現場の立場に立ったらどうだ。

いちいち社長に告げ口して、まるで小姑。

 

バタバタな現場の中でやっとできた提出物。

そもそも報告書の数が多すぎる。

こんなに要るのか?

 

 

 

なぜあの人の意見だけ通るの?会議で発言が採用されやすい人の特徴

 

【社員のホンネ】

 

同じような意見を出しているのに、なぜかAさんの意見だけが採用される。
自分だって真剣に考えて話しているのに「考えておくね」で終わってしまう。…あれって、やっぱり上司に好かれてるから?

 

そう感じる瞬間、ありますよね。
でも、実はそこには“見えない差”があることが多い。

 

 

【会社のホンネ】

 

会議で意見が採用されやすい人には、いくつかの共通点があります。

  1. 発言のタイミングが上手い
    上司から求められたタイミングや、聞き入れる体制が整っているときに提案する。

  2. 数字や事例が添えられている
    「この案は良いと思います」だけでは弱い。
    「先月のクレーム件数が減った事例があります」と根拠を出すと強い。

  3. 相手目線で話している
    「私がやりたい」ではなく「現場全体の負担が減る」という言い換えができる。

  4. 信頼残高が貯まっている
    普段からの仕事ぶり、期限遵守、フォローの一言。
    そうした小さな積み重ねが“この人ならやってくれそう”につながる。

 

 

【それでも職場が良くなるために】

 

発言が採用されやすいかどうかは、好かれているかどうかだけではありません。
日頃の信用、具体的な提案、そして会議での戦略的なタイミング。
これらは誰でも身につけられるスキルです。

 

「どうせ通らない」と黙ってしまえば、そのまま存在感は薄くなります。
小さくてもいいので、通りやすい形に整えて意見を出してみましょう。
空気が変わるきっかけは、あなたのひと言かもしれません。

 

 

 

 

 

 

「なんで私だけ注意されるの?」 指摘される人・されない人の違いとは?

 

【社員のホンネ】

 

なんで私だけ言われるの?

同じようなことをしている人は他にもいるのに…。
むしろ、もっとひどいことしてる人だっているのに…。
なんで私だけ注意されるんだろう。

 

注意されるのって、すごく疲れる。
もちろん反省はしてる。直したいとも思ってる。
でも、「あの人には何も言わないのに」って思いがあると、どこか腑に落ちない。

 

「指摘される側」と「されない側」ができると、だんだん職場の空気もギスギスしてくる。
誰が誰に注意した・しない、みたいな話ばかりが目に入るようになる。
仕事に集中したくても、気持ちがそっちに引っ張られてしまう。

 

 

【会社のホンネ】

 

誰にでも平等に伝えるのが理想。
でも、現実はそこまで簡単じゃない。

 

本当は全員に同じように言いたい。
でも、受け取り方が人によって全然違う。

 

言いやすい人、素直に聞いてくれる人には伝えやすい。
逆に、反発されそうな人、逆ギレされたことがある人には、言いたくても言えないこともある。

 

また、注意をしたあとにちゃんと変わってくれる人には、少々厳しくても向き合う価値があると感じてしまう。
逆に、どうせ響かない人には、もう期待もしなくなるーーそうやって、差ができてしまう。

 

これは“差別”じゃなくて、“対応の限界”。
それでも、受け手からしたら「なんで私だけ?」と思ってしまうのも分かっている。

 

 

【それでも職場が良くなるために】

 

「注意される=ちゃんと見てもらえている証拠」
そう頭でわかっていても、感情が納得しないのは当然です。

 

でも、職場にとって本当に危険なのは、「何も言われないこと」かもしれません。
注意もアドバイスもされないまま、期待もされず、静かに距離を置かれてしまう。
そのほうが、ずっと苦しい状態です。

 

一方で、注意する側もいつも悩んでいます。
どう伝えれば響くか、どう言えば関係性を壊さずに済むか。

 

だからこそ、もしあなたが「注意されがち」な立場なら、それは期待や信頼の裏返しかもしれない。
そう思えるようになると、少しだけ気持ちが軽くなるかもしれません。

 

そして組織としては、「誰かにだけ言う」状況をなくす努力が必要です。
注意や改善点が「個人に属する問題」ではなく、「職場全体の空気や仕組みの課題」として共有される文化があれば、
もっとお互いが歩み寄りやすくなるはずです。